気がつけば、いつも何かに向かって頑張っている。目標を立てて、そこに向かって努力するのが当たり前。社会も学校も、そうやって生きることが正しいと教えてくる。でも、ふと立ち止まってみると、なんだか心が疲れていたり、思うようにいかない現実にイライラしていたりする。
最近、「頑張らない」「求めない」「執着しない」という生き方に触れる機会があった。最初は「そんなので大丈夫?」と疑問に思ったけれど、よくよく考えてみると、確かに無理に力を入れすぎて空回りしていることって多い。
目次
頑張らない――流れに身を任せてみる
目標を持つこと自体は悪くない。でも、そこに固執しすぎると、視野が狭くなってしまう。思い通りにいかないと自分を責めたり、焦ったり。そんなときは、一度肩の力を抜いて、「まあ、なるようになるさ」と流れに身を任せてみる。すると、不思議と心が軽くなって、思いがけないチャンスが舞い込んできたりする。
求めない――今ここにある幸せに気づく
「もっと、もっと」と外にばかり目を向けていると、いつまで経っても満たされない。欲しいものが手に入っても、すぐに次の何かを探してしまう。でも、少し立ち止まって、今自分が持っているものや、身の回りの小さな幸せに目を向けてみる。そうすると、案外すでにたくさんのものを持っていることに気づく。
執着しない――こだわりを手放す自由
「こうでなきゃ」「絶対にこうなりたい」と強く思うほど、うまくいかなかったときの落ち込みも大きい。でも、結果にこだわりすぎず、「どんな結果でも大丈夫」と思えると、心がふっと楽になる。こだわりを手放すことで、思いもよらない展開や新しい出会いがやってくることもある。
どうやって実践する?
・朝や寝る前に、ちょっとだけ目を閉じて深呼吸。自分の心の声に耳を傾ける。
・思い通りにいかないときは、「これも何かの流れかな」と受け入れてみる。
・毎日ひとつ、小さな「ありがとう」を見つけてみる。
・迷ったときは、頭で考えすぎず、なんとなく「こっちかな」と感じた方を選んでみる。
おわりに
「頑張ること」や「目標を持つこと」は素晴らしい。でも、力を抜いて流れに任せてみることで、今まで気づかなかった幸せやチャンスが見えてくる。肩の力を抜いて、宇宙の流れにちょっとだけ身を任せてみる。そんな生き方も、案外悪くない。
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