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2017年9月30日 03:01 #13174
Genx Beats
キーマスターOpenledgerのログイン方法に新たな方法が追加されました。それは「Airbitz Mode」です。Airbitzでバーコードをスキャンすることで認証する方法です。
これでOpenledgerにログインするには下記の三つから選択できることになります。
1. Wallet Model
2. Account Model
3. Airbitz ModeAirbitz Mode、早速試してみましたが、当サイトではおすすめしません。
おすすめしない点は2つ。
まず、Airbitz Modeの初回設定時に以下のフレーズが出てきます。
“Please note – within one airbitz account, you can create several wallets, but only one airbitz wallet can be connected to one openledger account. If you own several openledger accounts, each account should have only one airbitz wallet connected to it. If you try to connect your openledger account with an airbitz wallet that is/was previously connected to another openledger account, you will lose access through airbitz to the first open ledger account connected”
これはAirbitzのwallet一つに対してOpenledger一つしかアカウントを繋げられないということになります。ということは、Openledgerのアカウントを複数持ちたいユーザーにとっては、この認証方法だとかえって管理が難解になってしまうということです。
これがAirbitz Modeをおすすめしない一つ目の理由です。
“Backup file can also be used to move your wallets to different computers or different browsers. In order to restore your wallet using this backup you will also need your password! If you lose your wallet or your passphrase you will be unable to access any of your funds again. Make sure you store the backup somewhere safe, and memorize or write down your password”
Airbitz Modeをおすすめしない2つ目の理由はこれです。Airbitz ModeでOpenledgerアカウントを登録しようとしても、結局はウォレットのアンロック用のパスワードの設定は必要です。
そして、このパスワードは非常に重要なものですが、Airbitzさえ持っていれば良いという安心感でパスワードを忘れてしまうかも知れません。どういう経緯で忘れてしまう可能性があるか解説しますね。
まず、Airbitz ModeでOpenledgerアカウントを作って、その後ブラウザのキャッシュをクリアして、再度ログインしようとすると、下記のログインボックスが出てきます。
ここで「初回登録時とは違うパスワード」を入力したとしても、下記のように認証画面でバーコードが表示されるので、バーコードをAirbitzからスキャンするとすんなりとログインできます。
タチ悪いのが、ここで先ほど「初回登録時とは違うパスワード」を入力した場合、新たに入力したパスワードが今後のアンロック用のパスワードになってしまうということです。つまり、前回ログイン時にバックアップファイルを取った方は、お持ちのバックアップファイルには前回設定したパスワードが使われていますので、今回ログイン時に新たにバックアップファイルを取り直さないと現在のログインパスワードとお持ちのバックアップファイルのパスワードが違うという状態になってしまいます。これはバックアップファイルのパスワードを忘れる原因となり、バックアップファイルから復元しようとしてもできなくなる可能性があるということです。
ブラウザのキャッシュを頻繁に削除する人は、このようにOpenledgerにログインし直すときに、知らず知らず最終パスワードを自ら変更してしまったことに気づかないということになりかねません。パスワードが分からなくなるというヒューマンエラーが起きやすい仕様になっているので、注意が必要です。
「でも、Airbitzさえ持っていれば、別にOpenledgerのアンロックパスワードを覚えていなくたってアカウントにアクセスできるんだから、それで良いじゃん」と言う方には良いかも知れませんが、ユーザビリティの観点から言うと「アウト」です。
確かにAirbitzがあれば「今日のところは」ウォレットにログインできます。じゃある日急にAirbitzへアクセスできなくなったら?iPhoneなくした時は?Airbitzがソフトウェアアップデートで壊れてしまったとしたら?間違えてAirbitz walletを別のOpenledgerアカウントと認証させ、最初のOpenledgerアカウントがAirbitz walletからアクセスできなくなったとしたら?
その時、ウォレットのバックアップファイルを持っていたとしても、バックアップファイルから復元するときのパスワードはちゃんと覚えていますか?という話になります。もちろん「パスワードはちゃんと覚えているから大丈夫だよ!」という強者なら大丈夫ですが、先ほど申し上げたようにAirbitz Modeだと知らないうちにパスワードを自ら変えてしまう可能性があるので、気をつける必要があります。
Airbitzに100%寄りかかってしまったら、足元がおろそかになってしまう可能性があり、いつの日か「Airbitzがない、アンロックパスワードも分からない。資金にアクセスできない。Genx助けて〜」という状態に陥る可能性があります。
もちろんそうなった場合、私に頼まれてもどうすることもできません。したがって、当サイトではAirbitz Modeは推奨しません。
当サイトは今後も最も安全な「Wallet Model」でのログインのみを推奨していきます。究極的に言うとWallet Modelにして、Brainkeyをひかえておきましょう。それが最も安全です。
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