最近のアップデートでBitShares 2.0にPrediction Marketが追加されています。Prediction Marketとは「予測市場」のことで、AugurがやろうとしていることをBitSharesでもやってしまおうという感じですかね。
Prediction Marketと言うとなんか難しそうな感じがしますが、簡単に言ってしまうと、将来あることが起きるのか、起きないのかをみんなで賭けて、予測が当たった人はその買ったコインを価値のあるものに変えることができて、予測が外れてしまった人はそのコインを変えられず紙切れになってしまうということです。
宝くじと同じです。お金を出して宝くじを買い、当たれば換金可、間違っていたら紙切れになる。イメージとしてはそんな感じです。違いとしては、自分も宝くじを売る側になれるということです。
The Daily DecryptがBitShares Prediction Marketについて解説している動画を貼り付けます。
How to Earn Money in a Decentralized Prediction Market
ここでは例としてCARCOIN(クルマコイン)というPrediction Marketを作って、20○○年○月○日に車を1ドルで買えるならCARCOINを1BTSに換金可、1ドルで買えないならCARCOINは紙切れという設定で話をされています。
ぶっちゃけ、現行版のGUIは最悪として感じています。
現行版は「20○○年○月○日に車を1ドルで買えるわけないでしょ!」って思った人はBTSをコラテラルとしてブロックチェーンに預けてCARCOINを作り出し、市場でSHORTSELLし、「20○○年○月○日に車を1ドルで絶対に買えるから!」って思った人は市場でCARCOINを買うという設定なのです。
コインをShortする人が現れることでコインがこの世に作り出されるという点ではSmartcoinと原理は一緒なのですが、果たして「SHORTSELL」等の専門用語が一般の人にとって受け入れられるかってところがネックだと感じています。
ただ単にベットに参加したい人には難解すぎて、ユーザーフレンドリーじゃないかなと。動画の中でAmandaも最初shortsellのこと分かっていなかったし、これが普通の人の反応だと思います。
このシステム、なんとか分かりやすくならないかな。