Ableton Live 11.2以降(特にApple Silicon搭載Mac)では、AUv3規格に対応したiPad/iPhoneアプリの一部を、MacのAbleton Liveでプラグイン(Audio Unit)として使うことが可能になった。
目次
利用できる条件
- MacがApple Silicon(M1/M2/M3など)搭載であること
Intel Macでは不可。 - macOS 11以降、Ableton Live 11.2以降が必要
Live 11.2以降でAUv3正式サポート。 - アプリが「AUv3対応」かつ「Mac(Apple Silicon)対応」であること
iPad/iPhoneどちらのアプリでも、Mac対応表記があればOK。
使い方
- Mac App Storeで該当アプリを検索し、インストール
- iPad/iPhoneで購入済みなら追加料金なしでMacにもインストール可能。
- Ableton LiveでAudio Units(AUv3)を有効化
- Liveの環境設定でAudio Unitsをオンにする。
- Liveのプラグイン欄にアプリが表示されることを確認
- 表示されれば通常のプラグインと同様にトラックへ挿入できる。
注意点
- 「Mac対応」と記載のないアプリはMacで使えない
すべてのiPad/iPhone AUv3アプリが使えるわけではない。 - 一部アプリはUIや動作が完全でない場合がある
Mac上での動作はアプリごとに異なる。 - AUv3プラグインはMIDI出力など一部機能が制限される場合がある。
補足:オーディオのみ使いたい場合
- Studiomuxなどのアプリを使えば、iPad/iPhoneの音をUSBケーブル経由でAbleton Liveにオーディオストリーミング可能
これにより、AUv3非対応やMac未対応アプリの音もLiveに取り込める。
まとめ表
項目 | 内容 |
---|---|
対応デバイス | Apple Silicon搭載Mac |
対応OS | macOS 11以降 |
Ableton Live | 11.2以降 |
アプリ条件 | AUv3対応かつMac対応(iPad/iPhoneどちらでも) |
設定 | Audio Units有効化 |
注意点 | 全アプリ対応ではない、動作に個体差あり |
結論:
iPadとiPhone用のAUv3アプリは、どちらも「Mac(Apple Silicon)対応」であれば、MacのAbleton LiveでAudio Unitプラグインとして利用できる。アプリがMac対応かどうかをApp Storeで必ず確認するように。
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