ダンベルデッドリフトを行う際のポイントを以下にまとめる。正しいフォームで行うことで効果を高め、ケガを防ぐことができる。
目次
基本的なフォームのポイント
- 足の位置と姿勢
- 足は肩幅程度に開き、つま先はまっすぐかやや外側に向ける。
- 背中は絶対に丸めない。常にまっすぐを意識する。
- スタートポジション
- 両手でダンベルを持ち、腕は自然に垂らす。ダンベルは太ももの前で軽く保持する。
- 胸を張り、視線は斜め前方を見る。
- 動作の流れ
- 下ろす動作: 股関節を折り曲げるようにして体を前傾させ、ダンベルを膝下まで下ろす。このとき、お尻を後ろに突き出すイメージで行う。
- 上げる動作: 太ももとお尻の筋肉を使い、股関節を戻すイメージで立ち上がる。背中は伸ばしたまま、肩甲骨を寄せるよう意識する。
注意点
- 背中の丸まりに注意
背中が丸まると腰への負担が増え、ケガのリスクが高まる。常に背筋を伸ばした状態をキープする。 - ダンベルの位置
ダンベルは身体の近くを通るようにする。遠ざけると腰への負荷が大きくなる。 - 膝の使い方
膝は軽く曲げた状態を保つ。膝がつま先より前に出ないよう注意する。 - 動作速度
上げる動作は素早く、下ろす動作はゆっくり行うことで筋肉への負荷が増える。 - 呼吸法
持ち上げるときに息を吐き、下ろすときに息を吸うことで安定した動作が可能になる。
重量設定
- 初心者の場合: 15回で限界となる重量から始める。
- 筋肥大目的の場合: 8~10回で限界となる重量を選ぶ。
これらのポイントを守ってトレーニングすることで、安全かつ効率的にダンベルデッドリフトの効果を得られる。
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