ラップビートのアレンジ例

ラップ・ボーカル
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以下はシンプルかつ効果的なラップビートのアレンジ例だ。

一般的な構成を基に、ラッパーのフロウを引き立てるように作ってみた。


1. イントロ (4〜8小節)


2. バース (16小節)


3. プレコーラス (4〜8小節)

  • コーラスへのスムーズな移行を作る。
  • 新しい要素(オープンハイハットやメロディーレイヤー)を追加。
  • スネアロールやクラッシュシンバルで次のセクションを予告。

4. コーラス/フック (8小節)

  • エネルギーを最大化するセクション。
  • メロディー、ベースライン、フルドラムキットなど「スーパーループ」のすべての要素を投入。
  • キャッチーでダイナミックなサウンドに仕上げる。

5. 2番目のバース (16小節)

  • 少し変化を加える。
  • ハイハットパターンを変更したり、ゴーストスネア(軽いスネア)を追加。
  • 一部の要素(例:メロディーやベース)を抜いてメリハリをつける。

6. ブリッジ/Cセクション (4〜8小節)

  • コントラスト(対比)を作るセクション。
  • コード進行やメロディーを変化させる。
  • リバーブやフィルター効果でブレイクダウン感を演出。

7. 最後のコーラス/アウトロ (8小節以上)

  • コーラスを繰り返しながら少しずつ変化させる。
  • パーカッションやボーカルチョップなど新しい要素を追加。
  • 最後は徐々に要素を減らしてアウトロへスムーズに移行。

アレンジのポイント

  • 引き算のアレンジ: 最初にすべての要素が入った「スーパーループ」を作り、それぞれのセクションで不要な要素を抜いていく方法がおすすめ。
  • ランジション: セクション間にはライザー、クラッシュシンバル、リバースシンバルなどで変化を強調する。
  • バリエーション: ドラムパターンは4〜8小節ごとに少しずつ変化させ、フィル(短い装飾的なリズム)を加えてビートに動きを持たせる。

この構成はエネルギーの流れが自然で、ボーカルが映えるよう設計されている。ぜひ参考にしてみて欲しい。

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