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ビートメイカー。音楽とアートを制作しています。

ビートメイキングにおいて、オートメーションの使い方

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ビートメイキングにおけるオートメーションの使い方について、分かりやすく解説する。

オートメーションとは?

オートメーション(Automation)とは、曲中で各種パラメーター(音量・エフェクトパンなど)を自動的に変化させる機能のこと。これにより、手動で動かさなくても時間の経過に合わせてサウンドを変化させることができる。

ビートメイキングでの代表的な使い方

1. フィルターのオートメーション

  • イントロやブレイクでフィルターを開閉
    • 例:最初はロー(低音)しか聞こえないようにして、サビで一気にフル帯域に広げる。
  • ビルドアップ時にハイカット/ローカットをスウィープして盛り上げる。

2. ボリュームのオートメーション

  • ドラムベースの音量を徐々に上げて、ダイナミックな展開を作る。
  • サビに入る直前で一瞬ボリュームを落として、インパクトを強調。

3. パンニングのオートメーション

4. エフェクトのオートメーション

実際の操作手順(一般的なDAWの場合)

  1. パラメーターのオートメーションレーンを表示
    • トラック上部やエディット画面で「オートメーション」を有効にする。
  2. 動かしたいパラメーターを選択
    • 例:ボリューム、フィルターカットオフ、パンなど。
  3. 時間軸上でカーブやポイントを描く
    • 曲の流れに合わせてポイントやカーブを追加。
  4. 再生して効果を確認・微調整
    • 何度も聴きながら滑らかさやタイミングを調整。

オートメーション活用のコツ

  • やりすぎ注意! 不自然すぎるとリスナーに違和感を与えるので、あくまで自然に。
  • 複数のパラメーターを組み合わせると、よりプロっぽい仕上がりに。
  • エネルギーの上がる部分や印象的な転換点で使うと効果大

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