Kagiとは何か?
Kagi(カギ)は、広告やトラッキングが一切ない、有料の検索エンジンです。Orionブラウザを開発したチームによって作られ、100回まで無料で使えますが、それ以降は月額5ドルから25ドル(約730円~3600円)の有料プランに加入する必要があります。
主な特徴
- 広告・トラッカーなし
Kagiは検索結果に広告を一切表示せず、ユーザーの検索履歴や個人情報を追跡しません。 - 有料モデル
検索サービスに対して直接ユーザーが料金を支払うことで、広告主や第三者の影響を受けず、ユーザー本位のサービスを実現しています。 - 高いカスタマイズ性
検索結果の表示方法やテーマ、フォントサイズ、CSSによるデザイン変更など、細かくカスタマイズできます。また、特定のドメインを上位表示・非表示にしたり、検索結果のフィルタリング(Lens機能)も可能です。 - AI機能のオプトイン
AIによる「Quick Answer」などの機能は、必要なときだけ手動で起動できます。検索クエリの最後に「?」を付けるだけでAIの回答を表示できます。 - 多様な検索オプション
!bang(特定サイトへの直接検索)や、特定のドメイン・リソースだけを対象にした検索(Lens)、PDFファイルだけを検索するなど、柔軟な検索が可能です。 - 日本語にも対応
インターフェースは英語ですが、日本語での検索や日本語の検索結果も問題なく利用できます45。ただし、表示件数は少なめ(日本語の場合30件程度)ですが、質の高い結果が得られる傾向があります。 - Kagi Translate
Kagiには高精度な翻訳ツール「Kagi Translate」も搭載されており、244言語に対応。ページ全体の翻訳も簡単に行えます。
どんな人におすすめ?
- 検索結果の質やプライバシーを重視したい人
- 広告やSEO対策ばかりの低品質なサイトを避けたい人
- 自分好みに検索結果をカスタマイズしたい人
- プログラミングや専門的な情報を効率よく探したい人
注意点・デメリット
- 有料である(無料は100回まで)
- 日本語の検索結果は英語に比べるとやや少なめ
- インターフェースが英語中心
Kagiは「検索の質」と「ユーザーの満足度」にフォーカスした、次世代型の検索エンジンです。広告やトラッキングにうんざりしている方、検索体験を自分好みにしたい方には特におすすめです。