脂質の役割
筋トレにおいて、脂質は以下の重要な役割を果たします。
エネルギー源
脂質は炭水化物と並んで主要なエネルギー源です。1gの脂質から9kcalのエネルギーが得られます。特に持久系の運動では脂質がエネルギー源として大きな役割を担っています。
ホルモン合成
脂質は男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン)の合成に不可欠です。これらのホルモンは筋肥大や回復に影響を与えます。
細胞膜の構成
脂質は細胞膜の主要な構成要素です。細胞膜が健全であることが細胞の機能維持に重要です。
必須脂肪酸の供給
リノール酸やα-リノレン酸などの必須脂肪酸は体内で合成できず、食事から摂取する必要があります。これらは細胞膜の構成や様々な生理機能に関与しています。
脂質の適切な摂取量
一般的な目安として、総エネルギー摂取量の20-35%を脂質から摂取することが推奨されています。しかし、個人差があるので、自分に合った適切な量を見つけることが大切です。脂質不足は健康上の問題を引き起こす可能性があります。
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