OpenSea以外で自作NFTを販売したいなら、Raribleを使うのが特におすすめ。理由と具体的な手順、OpenSeaとの違いも含めて解説する。
目次
RaribleでNFTを販売するメリット
- 誰でもすぐにNFTを発行・販売できる
Raribleはアカウント登録とウォレット接続だけで、審査なしにNFTの発行・一次販売が可能。国内プラットフォームのような「公認クリエイター限定」などの制限がない。 - ガス代無料でNFTを作成できる
「Free minting」機能を使えば、NFT発行時のガス代(手数料)をゼロにできる。初期費用をかけずにNFT販売を始められる。 - ロイヤリティを自由に設定できる
転売(=二次流通)が発生したときのクリエイター報酬(ロイヤリティ)を最大50%まで自由に設定可能。OpenSeaなど他の大手がロイヤリティ機能を縮小する中、Raribleはクリエイター重視の姿勢を貫いている。 - 複数のブロックチェーンに対応
Ethereum、Polygonなど複数チェーンを選べる。ガス代やユーザー層、流通量などに合わせて柔軟に選択できる。
RaribleでNFTを作成・販売する手順
- ウォレットを用意し接続
MetaMaskなどのウォレットを作成し、Raribleに接続する。 - 「作成する」ボタンからNFT作成ページへ
画面右上の「作成する」をクリックし、NFT作成画面に進む。 - ブロックチェーンとコレクションを選択
EthereumやPolygonなど希望のチェーンを選び、既存コレクションか新規コレクションを選択。 - NFT化したいデータをアップロード
画像(PNG, GIF, WEBP)、動画(MP4)、音声(MP3)など最大100MBまで対応。 - 販売形式を選択
- 固定価格(Fixed Price)
- オークション(Open for bids, Timed auction)
から選択。価格や販売期間もここで設定。
- ロイヤリティや説明文など詳細を設定
ロイヤリティ率、作品説明、タイトルなどを入力。 - 「Create item」でNFTを発行・出品
内容を確認し、ウォレットで署名すれば出品完了。ガス代無料設定の場合、費用は発生しない。
OpenSeaとの違い
項目 | Rarible | OpenSea |
---|---|---|
審査 | 不要 | 不要 |
ガス代 | Free mintingで無料可能 | 初回出品時に必要 |
ロイヤリティ | 最大50%まで自由設定 | 一部制限・廃止傾向 |
販売形式 | 固定価格・オークション | 固定価格・複数オークション |
チェーン | Ethereum, Polygonなど複数対応 | Ethereum, Polygon, Solana等 |
まとめ
OpenSea以外で自作NFTを売るなら、Raribleが最も手軽でクリエイターにやさしい選択肢。ガス代無料、ロイヤリティの自由設定、複数チェーン対応など、これからNFTを始めたい人にも最適。NFT販売の新しい一歩をRaribleで踏み出してみよう。
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