ブログ記事やウェブページにおいて、「canonical」(正規)とは、検索エンジンに対して「このページが本来のソースである」と伝えるためのタグです。これは、同じまたは非常に似た内容が複数のURLで利用可能なときに特に有用です。この場合、検索エンジンはどのページを原典とみなすべきか混乱する可能性があります。
たとえば、あなたのブログ記事が以下のように2つの異なるURLで利用可能な場合を考えてみましょう:
http://www.example.com/blog/my-article
http://www.example.com/blog/my-article?utm_source=socialmedia
これら2つのページは同じコンテンツを持っていますが、URLが異なるため検索エンジンはこれらを別々のページと認識します。これは検索エンジンのランキングに影響を与える可能性があります。
ここでcanonicalタグを使用すると、どちらのページが「正規」のページであるかを検索エンジンに伝えることができます。例えば、以下のようにHTMLの
セクションにcanonicalタグを追加することで、最初のURLが正規のURLであることを指定できます:
<link rel="canonical" href="http://www.example.com/blog/my-article" />
このタグを使用することで、検索エンジンは2つ目のURLも最初のURLの一部として考え、検索エンジンのランキングにおけるこのページの価値を分散させることなく、全てを最初のURLに集中させることができます。