ラップ曲のマスタリングでリミッターを使うポイントについてまとめる。
リミッターとは?
音量が一定以上にならないように制御するエフェクト。音割れを防ぎ、曲全体の音圧を上げるのに使う。
使い方の手順:
- スレッショルド設定:-0.5dB~-1dBあたりで設定し、歪みを防ぎつつ音圧を確保。
- レシオ設定:2:1~4:1が目安。高すぎると迫力がなくなるので注意。
- アタック/リリース調整:アタックは速すぎるとパンチが失われるので適度に。リリースも自然に聞こえるよう調整。
- アウトプットゲイン:-0.1dB程度を目安に設定し、最終音量を調整。
- メータリングプラグイン活用:音圧や歪みをチェック。
- A/Bテスト:リミッター適用前後で聴き比べ、音のキャラクターが損なわれていないか確認。
- 複数リミッターの活用:必要に応じて段階的に使うと自然な仕上がりに。
まとめ
リミッターを正しく使うことで、ラップ曲の音圧と明瞭さを高めつつ、オリジナリティもキープできる。やりすぎは逆効果になるから、バランスを重視しよう。
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