ハンマーカールとアームカールは何が違うの？

1. 手のひらの向き（グリップ）

• ハンマーカール（Hammer Curl）
  ダンベルを持つ際に手のひらが体に向いた状態（ニュートラルグリップ）で行う。親指が上向きになるように持つ。
• アームカール（Bicep Curl）
  一般的には手のひらを上に向けた状態（スピネイティッドグリップ）で行う。肘を曲げてダンベルやバーベルを上下に動かす。

2. 主に使われる筋肉

• ハンマーカール
  主に上腕筋（腕の前側にある筋肉）や腕橈骨筋（前腕の外側）に効果があるため、前腕の強化にもつながる。バランスよく腕全体を鍛えるのに適している。
• アームカール
  主に上腕二頭筋。筋肉を太くすることを目的にした場合によく使われます。

3. 動作の目的と効果

• ハンマーカール
  力強い前腕と肘の安定性を高めるためのトレーニングとして活用されることが多い。スポーツや日常の動作でも役立つ動きが多いため、機能的な筋力を向上させるのに適している。
• アームカール
  主に上腕二頭筋を太くし、筋肉の外観を強化するためのトレーニングとして使われることが多い。美しい腕の形を目指す場合には欠かせない種目。