ビートメイキングにおいて、ピッチシフトの使い方

ビートメイキング

ピッチシフトは、サンプリングした音源の音程を変化させることで、新しい音源を作り出すための重要な技術の一つです。本記事では、ビートメイキングにおけるピッチシフトの使い方について解説します。

ピッチシフトとは?

まず、ピッチシフトとは、音源の高さ(音程)を変えることを指します。この技術をビートメイキングに応用する場合、主に2つの方法があります。1つ目は、サンプリングした音源のピッチを変えることによって、異なる音高の音源を作り出す方法です。2つ目は、ドラムやパーカッションなどの打楽器を作成する際に、ピッチシフトを使用して音源を変形させる方法です。

1つ目、サンプリングした音源のピッチを変える

ピッチシフトを使ったサンプリングの場合、まずは元となる音源を選びます。例えば、ドラムのシンバルの音源を選ぶ場合、元となる音源は、一つの音高しかないため、同じ音高のまま何度も使うと単調になってしまいます。そこで、ピッチシフトを使って、音高を変えることで、新しい音源を作り出すことができます。具体的には、サンプリングした音源をDAW(Digital Audio Workstation)上で再生し、ピッチシフトのエフェクトをかけることで、音高を変えます。この際、どの程度音高を変えるかは、使用する楽曲のキーに合わせて調整することが大切です。例えば、楽曲がCメジャーである場合、元の音源をCから1つ上のDにピッチシフトすることで、よりメロディアスな音源を作り出すことができます。

2つ目、ドラムやパーカッションなどの打楽器を作成する際にピッチシフトを使用

ピッチシフトを使って、ドラムやパーカッションなどの打楽器を作成する場合には、元の音源をピッチシフトするだけではなく、エフェクトなどを使って音源を変形させることが重要です。例えば、元の音源をピッチシフトした後、フィルターエフェクトをかけることで、よりパンチのある打楽器を作り出すことができます。

また、ピッチシフトを使った打楽器の作成には、リバーブやディレイなどのエフェクトを使うことで、より自然な音源を作り出すことができます。例えば、シンバルの音源をピッチシフトして、リバーブエフェクトをかけることで、より広がりのある音を作り出すことができます。

ピッチシフトを使った制作においては、適切なピッチシフトの量を決めることが重要です。ピッチシフトをかけすぎると音源が歪んでしまい、音質が劣化してしまいます。一般的には、1セミトーン(半音)程度のピッチシフトが適切とされていますが、楽曲によっては、2セミトーン以上のピッチシフトをかけることがあるため、その場合は楽曲に合わせて調整する必要があります。

適切なツールを使用することが大切

最後に、ピッチシフトを使った制作においては、適切なツールを使用することが大切です。DAWには、ピッチシフトを実現するプラグインが標準装備されている場合が多いため、それを使うことができます。また、専用のピッチシフトプラグインも市販されており、より高度なピッチシフト処理を行うことができます。

最後に

以上が、ビートメイキングにおいてピッチシフトの使い方についての説明です。ピッチシフトを使うことで、より多様な音源を作り出すことができ、楽曲制作において重要な技術の一つとなっています。適切なピッチシフトの量を決め、適切なツールを使用することで、より高品質な音源を作り出すことができます。