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古いビートのリミックスか、新しいビートを作ることを優先するべきなのか?

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音楽制作を続けていると、ふと「自分の過去曲をリミックスして新たな命を吹き込むべきか、それともまったく新しいビートを作るべきか?」と迷う瞬間がありませんか?

私も何度もこの選択に直面しました。
「せっかく作った曲、もっと違う形で広げたい。でも、新しい曲を作るワクワクも捨てがたい…」
そんな葛藤を抱えながら、どちらを優先すべきか悩むクリエイターは多いはずです。

実際、SNSや配信サイトを見ても、

  • セルフリミックスで新たなファンを獲得している人
  • 新曲で自分だけの世界観を広げている人
    両方の成功例があり、どちらが正解なのか迷ってしまいますよね。

この記事でわかること

  • セルフリミックスと新曲制作、それぞれの“本当のメリットと落とし穴”
  • 実際に両方を組み合わせて成果を出した体験談
  • 迷ったときの判断基準や、制作の方向性がクリアになるワーク

「自分に合った答えが見つからない」「今の自分に必要な選択を知りたい」
そんな方は、ぜひ続きをご覧ください。

セルフリミックスの本当のメリットと難しさ

メリット

  • 自分の楽曲の新たな可能性を発見できる
    セルフリミックスは、過去の自作曲をまったく新しいアレンジやジャンルで再構築できる手法です。
    たとえば、バラードをダンスチューンに変えたり、ロックをローファイに変えたりと、同じメロディでも全く違うリスナー層にアプローチできます。
  • アレンジ力・プロデュース力が磨かれる
    元曲の構成やパートを分解し、再構築することで、音作りや編曲のスキルが格段にアップします。
    「こういうアプローチもアリなんだ」と自分の引き出しが増える感覚を味わえます。
  • リリースやライブのバリエーションが増える
    セルフリミックスを新バージョンとしてリリースすれば、既存ファンにも新鮮な驚きを与えられます。
    また、ライブでのアレンジ違い披露や、配信での特別バージョン公開など、活動の幅も広がります。

難しさ・落とし穴

  • 「自分の曲はこれがベスト」という思い込みを壊す難しさ
    完成した曲に強い愛着があるほど、大胆なアレンジ変更にブレーキがかかりがちです。
    しかし、その“殻”を破ることでしか生まれない新しい表現があります。
  • 変化が中途半端になりやすい
    思い切ったジャンルチェンジやテンポ変更を避けてしまい、「ちょっと違うだけ」の地味なリミックスになりがちです。
    せっかくなら、思い切った変化を楽しみましょう。

新曲制作のリアル

メリット

  • ゼロから自由に自分を表現できる
    新曲制作は、まっさらなキャンバスに自分の今の感情やアイデアをぶつける作業です。
    オリジナリティを追求でき、長期的なファン作りやブランディングにもつながります。
  • 新しいスキルや発想が身につく
    過去曲の枠に縛られず、まったく新しいチャレンジができるのも新曲制作の魅力です。

難しさ

  • 認知されるまで時間がかかる
    まったく新しい曲は、リスナーに届くまで時間がかかることも。
    反応が薄いとモチベーションが下がりがちですが、積み重ねが大切です。

両方を組み合わせて成果を出すコツ

私が実践しているのは、「セルフリミックス1~2曲+新曲1曲」の組み合わせです。

  • セルフリミックスで既存ファンに新しい驚きを提供しつつ、新曲で自分の“今”を表現する
  • セルフリミックスで得たアレンジの発想やスキルを、新曲制作にも応用できる
  • 逆に新曲制作で得た新しい技術やアイデアを、過去曲のリミックスで試してみる

このサイクルを回すことで、制作の幅も深みもどんどん広がっていきます。

迷ったときの判断基準&方向性がクリアになるワーク

迷ったときは、次の3つの質問を自分に投げかけてみてください。

  1. 今、自分が一番ワクワクするのはどちらか?
  2. 1年後、どんな作品群を持っていたいか?
  3. どんなリスナーに自分の音楽を届けたいか?

この3つを紙に書き出してみることで、「今やるべきこと」が見えてきます。

結論

セルフリミックスも新曲制作も、どちらもあなたの音楽活動を豊かにする選択肢です。
大切なのは「自分が本当にやりたいこと」「今の自分に必要なチャレンジ」を見極めること。

迷ったときこそ、両方に挑戦してみてください。
きっと、思いがけない発見や成長が待っています。

最終更新日:

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